ヒップホップの始りは1970年代前半とされているが、似たような音楽は多く存在していた。
1960年代には言葉を使った遊びの数々や、レゲエからの影響を受けているといわれている。
音楽に合わせるというよりは、音楽が止まっている時間に話していたとも言われている。
サウス・ブロンクスが発祥の地と言われ、日本のヒップホップ好きも聖地とし観光に訪れている。
サウスブロンクスは当時GHOTTO地域の為、多くのギャングや貧困層の方が住んでいた。この方々はディスコに行くことができない為、公園で集まりブロックパーティーをしていたようである。
ブロックパーティーの開催のやり方は諸説あるが、家からレコードプレイヤーを運び、外灯から電気をとりレゲエのサウンドシステムで音を流していたと言われる。
また、この頃Kool Herc、Afrika Bambaataa、Grandmaster Flashという三人の伝説的なDJがオリジナルだと言われている。
これも諸説あるが、
- Kool Hercはブレイクビーツ(楽曲の間奏をつなげた物)の発見した。そして、それに合わせて踊る人達をB-BOYと呼ぶようになっていく。
- Afrika Bambaataaは、ヒップホップの四大要素 MC,DJ,DANCE,GRAFITTIを定義付けた。これに伴い、1974年をヒップホップの誕生という諸説もある。
- Grandmaster Flashは、スクラッチを広めた人として認知されているが、開発(1977)したのは親戚にいる、Grand Wizard Theodoreだという。
ダンスは、上記でも説明があったようにブレイクビーツで踊るB-Boyが主流で当時これがヒップホップのダンスを定義されていたはずである。